整形外科に対する求人件数は増加しています。
整形外科医師の転職事例
整形外科専門医は求人需要が旺盛な科目で、背景には高齢化社会の加速やスポーツ障害や外傷の増加などの要因があり、整形外科に対するニーズの高まりから求人件数は増加の一途を辿っています。
このような状況から、脊椎、関節、手、足、骨・軟部腫瘍、関節リウマチ、スポーツ医、外傷整形外科、などの多岐にわたる整形外科の専門領域にかかわらず、整形外科医全体の需要が高くなっています。
このような医師不足の状況にあるため、整形外科医に対する各求人募集の提示年収および給与は地域や募集施設の種類を問わず高い傾向にあります。
こちらでは整形外科医の転職事例を紹介します。
整形外科 男性医師 初めての転職
整形外科 男性医師 42歳
転職前
- 職務内容:外来、病棟管理、手術
- 年収:1,200万円
- 専門:整形外科
- 勤務形態:週5日勤務
- 勤務地:埼玉県
転職後
- 職務内容:外来、病棟管理、手術
- 年収:2,000万円
- 専門:整形外科
- 勤務形態:週5日勤務
- 勤務地:千葉県
明るい先が見えない現状を変えるために転職
ずっと大学医局に属していましたが、上司にあたる教授や部長陣の考えが古くあまり新しい手術手技が学べない、上司がいる当分の間は出世も難しい、業務が終わっているのに帰りにくい雰囲気、民間病院に比べて安い給料、など明るい先が見えない現状に嫌気がさしていました。
初めて自らの意志で動く転職なので、色々な病院を見ながら、ゆっくり自分に合う病院を探そうと考えていました。
大学系列とは関係がない病院で年収アップは求めたい
転職先の条件として、特にこれは絶対譲れない!というものはないのですが、一軒家を買ってしまったし、求人サイトを見る限り、ある程度の年収アップは求めたいところでした。
あとはその年収と仕事内容が伴っているか、が大切だと思っていました。前職は年収と仕事内容が伴っていないと感じていました。
最初は自分がいた大学系列とは関係がなく自宅に近い埼玉で転職先がないかなぁと思っていたのですが、実際に探し始めると、そう甘い話などありません。そこで、隣の東京都内や千葉県内の医療機関も条件に含めることにしました。自宅から離れてしまったその場合は、自宅を人に貸せばいいかと思って。
コンサルタントの方は約70件の医療機関とコンタクト
当初、コンサルタントの方には出身大学の医局と繋がりのない病院を自宅付近で探してもらいました。しかし、そもそも繋がりのない病院が少なく、隣県までエリアを広げることに。
コンサルタントの方は、「ある程度の給与が出る病院」約70件の医療機関とコンタクトを取ってくれ、うち15箇所に実際に病院に足を運んで条件についての確認や調整を行ってくれました。それらの情報をもとに、応募先の候補を7箇所に絞り込みました。
初めての転職でしたし候補に挙がった病院すべてに足を運びたいと伝え、その後は、毎週研究日を「面接の日」とし、面接だけでなくオペ見学やカンファレンス見学などもしていきました。
最終的に、年収2000万円の高待遇でほぼ毎日のように手術を行っており、めりはりがついた生活ができそうな今の病院を選びました。自分が学んできた手技とは異なりましたが、細かい事をあまり言わずに任せてくれる院長の人柄が自分と合いそうだと判断したからです。
また入職前にオペの助手をさせてもらい院長の腕が確かなことが分かったことも大きかったです。事務長や事務スタッフも面倒な患者対応に慣れており、医療に専念できそうな環境だと感じました。
コンサルタントからより詳しい情報や人間関係や募集背景を教えてもらえた
複数のの紹介会社を併用し、個人的に医療機器メーカーの営業ともパイプを持っていたため、病院の内部情報についてはある程度詳しい情報は得ていました。しかし今回転職を決めた紹介会社からは、他のルートでは手に入らなかったより詳しい情報や、人間関係や募集背景を教えてもらえて助かりました。
給与に関しても、当初の額は1500~1600万だったのが、これまでの経歴やスキルをもとに、コンサルタントさんが医療機関と交渉してくれ、大幅アップの2000万になり感謝しています。
より https://www.dr-10.com/case/case566.html
整形外科 男性医師 引き留められながらも円満退局
整形外科 男性医師 36歳
転職前
- 職務内容:外来、病棟管理、手術
- 年収:1,800万円
- 専門:整形外科
- 勤務形態:週5日勤務
- 勤務地:秋田県
転職後
- 職務内容:外来、病棟管理、手術
- 年収:1,800万円
- 専門:整形外科
- 勤務形態:週5日勤務
- 勤務地:栃木県
両親の面倒を見るため実家近くに転職希望
高齢の両親の面倒を見るため、実家近くに引っ越す必要がありました。
整形外科の体制が整い指導を受けられる環境を希望
一番の希望は整形外科の体制が整っており、指導を受けられる環境であることでした。特に、専門である外傷全般・膝・スポーツ外傷の症例を積める病院を希望しました。
また、週末にはマラソン大会のランニングドクターとして活動していましたので、土日休みであればベストでした。
なお、年収は現状維持の1,800万円ほどが希望でした。
登録したその日に担当コンサルタントから連絡をもらいました
転職紹介会社に登録したその日に担当コンサルタントから連絡をもらいました。面談を行いたいということだったので、わざわざ東京から秋田まで来ていただき色々とお話ししました。求人の紹介はもちろん、今までの職場で積んできたスキルや今後身につけたいスキルなども詳しくお話ししました。
そして面談の際に紹介してもらった求人の中から、3件ほど面接の日程を組んでもらいました。
最終的に転職を決めた病院は、整形外科の指導医がおり、オペ件数も豊富なケアミックス病院です。特にスポーツ外傷、膝関節の手術が盛んで、自分のスキルをより伸ばせるのではないかと考えました。
年収は現状維持の1,800万円です。もっと高年収の病院も紹介してもらったのですが、指導医がいなかったりオペがほとんどできなかったりと希望と合いませんでした。
実家から近く通いやすいこともあり、こちらの病院に転職を決めました。
退局に向けたアドバイスをもらえたことが一番助かりました。
転職紹介会社を利用したことで、求人の紹介や面接の設定などもありがたかったのですが、なにより退局に向けたアドバイスをもらえたことが一番助かりました。
それというのも、転職活動の中で最も苦労したことが退局だったのです。卒業以来ずっと大学医局で働いており、なるべくもめることなく円満に退局したかったのですが、上司から引き留められてしまいました。
そのことを担当コンサルタントに相談すると、どうしても大学に残れない事情を説明し、強い意志で退局の意向を伝えるようアドバイスをもらいました。また、転職先の病院の事務長が大学医局に挨拶に行ってくれたことも円満に退局できた要因の一つだと思います。これも担当コンサルタントが取り計らってくれたことで、自分からは頼みづらいことだったので助かりました。
実は転職活動を始めた時点では複数の紹介会社を利用していました。その中から今回転職先を決めた紹介会社をパートナーに選んだ理由として、よい求人を紹介してくれたからというのはもちろんあるのですが、秋田まで来て話を聞いてくれたのはメディウェルだけだったからというのもあります。
この時代に少し古臭く聞こえるかもしれませんが、人と人との信頼関係は実際に会って話をしてみないと築けないと思います。今回の転職が成功したのは、メディウェルのコンサルタントとしっかりとした信頼関係が築けたからではないかと考えています。
少し落ち着いたら、今度はスポット勤務の求人を紹介してもらおうと思っています。
より http://www.dr-10.com/case/case659.html
整形外科 男性医師 掛け持ち勤務してきた職場をまとめたい
整形外科 男性医師 68歳
転職前
- 職務内容:外来
- 年収:1,250万円
- 専門:整形外科
- 勤務形態:週3.5日勤務
- 勤務地:神奈川県
転職後
- 職務内容:外来
- 年収:1,700万円
- 専門:整形外科
- 勤務形態:週4日勤務
- 勤務地:神奈川県
掛け持ち勤務してきた職場をまとめて常勤勤務できれば
大学病院を定年退職後、常勤、非常勤合わせて3か所の医療機関に掛け持ちで勤務してきました。しかし、非常勤勤務先の一つが遠方で、通勤が困難になってきたため、これを機に職場をまとめたい。常勤勤務先と遠方の非常勤勤務先を整理し、近場の医療機関で常勤勤務できればと考えました。
ただし、もう一つの非常勤先は、数十年続けている医療機関で、こちらについては、勤務を続けたいと考えておりました。
通勤時間30分以内を希望
転職にあたっての希望条件としては、
- 勤務場所:通勤時間30分以内
- 勤務日数:週4日勤務
- 勤務日:火曜以外※非常勤の勤務日が火曜で、できれば変更したくない
- 年収:1600万円以上
- 整形外科分野の疼痛管理
を希望しました。
問い合わせから3週間で転職先が決まりました
今回の転職紹介会社に電話で問い合わせてから、3週間で転職先が決まりました。
問い合わせ後、FAXと3日に一度の電話で密に連絡を取りながら、候補の医療機関を5か所、いただきました。その中で、年収が一番高くて、コンサルタントの方が「ここの院長先生のことをきっと気にいるはずです」とおっしゃる医療機関の面接を受けることにしました。
実はここ、勤務日に火曜日が含まれていて当初候補から外そうと考えていました。しかし、「会えばきっとお互い気に入られるはずです。まず、院長と会ってみませんか?」というコンサルタントの言葉に、とりあえず会ってみようと、院長と会うことにしました。
お会いして、なるほど、と思いました。考え方や、好み、FAXという若い方たちから見ればアナログな連絡手段を好むところなど、似た者同士、話が大変に弾みました。
結局、十数年勤務し続けた非常勤先に勤務日を変更してもらい、入職を決めました。
ずいぶん熱心に推されるなと思いました
担当のコンサルタントから「院長先生にぜひ会って欲しい」だなんて、ずいぶん熱心に推されるなと思いましたが、お会いしてよかったです。聞けば、本来、採用は院長先生ではなく別の方が担当されていたところを、コンサルタントの方の配慮で院長対応になったとのこと。とんとん拍子に話がすすんだのも、そのお蔭だったと感謝しています。
より http://www.dr-10.com/case/case480.html
整形外科 男性医師 まだまだ臨床に没頭したい
整形外科 男性医師 56歳
転職前
- 職務内容:外来、病棟管理、手術
- 年収:1,800万円
- 専門:整形外科
- 勤務形態:週3.5日勤務
- 勤務地:神奈川県
転職後
- 職務内容:外来、病棟管理、手術
- 年収:2,160万円
- 専門:整形外科
- 勤務形態:週4.5日勤務
- 勤務地:神奈川県
60歳を前にして、臨床に没頭できる環境で働きたい
前の病院では、大学から派遣され10年近く働いてきました。救急や手術件数が多く充実した環境でした。病院に対しての貢献度も大きかったと自負しています。院内業務にも積極的に関わり、医療機能評価取得にも積極的に取り組みました。しかし、ここ1~2年で経営陣の考えが変わって、非常に窮屈な思いをしていました。
60歳を前にして、本当に自分のやりたいことを考えたときに、まだまだ手術をやりたいと強く思いました。後輩も育ってきたので自分の時間が作れ、臨床に没頭できる環境で働きたいと思いました。
手術が可能な施設であることが第一条件
転職にあたっては手術が可能な施設であることが第一条件でした。この年齢での転職ですので、せめて10年以上は勤められる年齢制限のないところを探していました。
また、子どもの教育費などまだまだお金も必要でしたので年収アップも大事な条件でした。
担当の方が電話で誠実に答えてくれたので会ってみようと思いました
転職紹介会社を利用するのは初めてだったのですが、電話で問い合わせたところ担当の方が誠実に答えてくれたので会ってみようと思いました。
担当の方に自宅近くまで来てもらい、私の希望条件について話しました。翌日には候補となる求人を3つ紹介されました。できるだけ多くの施設を見たかったので3ヶ所とも面接を設定してもらい見学に行きました。
それぞれ条件を提示していただき、その中から院長の考えに非常に共感ができた今の病院を選びました。病院側も整形外科の強化を考えており、手術も積極的に行ってほしいと全面協力を約束してくれました。その他、給与に関しても好条件を提示していただきましたので、とんとん拍子で話が進み今回の転職にいたりました。
対応も早く話も熱心に聞いてもらえたことで安心して相談ができました
連絡を取ってからの対応も早く、私の話も熱心に聞いてもらえたことで、安心して相談ができました。いろいろ希望が多く難しいかなと思っていたのですが、気持ちよく働ける環境を得られたことは感謝しています。
自分ではなかなか金銭的なことなどは言いにくいものですが、すべて代行して調整していただいたので、転職紹介会社を利用して本当に良かったと思います。
より http://www.dr-10.com/case/case124.html