双方の希望に沿った採用がしやすい。
施設側にも大きなメリット
施設側にもメリットの大きい医師転職支援サービス
以前、医師を募集している病院が都の職員に対して、高額な紹介料を渡していたとしてニュースになりました。
これによると、
「横浜市内の病院などに医師を紹介する経費として、現金約200万円を受け取っていた」
とのこと。
「実際に医師が紹介されることはなく、現金も返還されない」
ともあるので、そもそもこの紹介料を受け取った職員が本当に医師を病院側に紹介するつもりがあったのか、また、紹介するつもりがあったとしても、紹介できるあてがあったのかはわかりません。
紹介料を渡した側としては、東京都福祉保健局の職員に「都は近県に医師を紹介している」と言われれば、安心して依頼できると思ってしまったのかもしれません。
結果、紹介料の200万円はだまし取られてしまうことになりました。
費用は原則成功報酬
民間の医師転職サービス会社は、一説によると国内に100社以上存在すると言われています。それらの中には悪徳な業者が存在するかもしれません。
しかし、多くの医師転職サービスでは、紹介料は成功報酬となっていて、医師の採用が決まってから支払いが発生します。就職した医師側には支払いは発生しません。また、採用した医師が短期間で退職してしまった場合には、一定の条件で採用した施設側へ返金などの対応をする医師転職サービスがほとんどです。
このため、医師の採用を試みる医療施設側は、医師転職サービスを利用することで、お金だけがかかって結果が伴わなかったり、無駄に時間を使うようなリスクが少なくなります。
双方の希望に沿った採用がしやすい
また、転職を希望する医師側が細かな条件を求めるのと同様に、施設側にも要望があると思います。大手の医師転職サービス会社や特定の分野に限定した医師転職サービス会社では、転職を希望する多くの医師の情報を持っています。それらの中から施設側の求める人材をピックアップして紹介してもらうことが出来ます。
また、医療施設側と転職希望の医師とで、お互いの求める条件や医師の経歴や実績は千差万別で、お互いの思惑通りの条件とならないことも多くあります。こんな時には、医師転職サービス会社のコンサルタントによって、お互いの希望や要望を調整してもらうことが出来ます。
この調整によって、お互いが納得の上で採用・就職を決めることが出来ることになります。
メリットの大きい医師転職サービスの利用
転職を希望する医師が医師転職サービスを利用するメリットは、求人情報が豊富にあり、無料で利用できるということに代表されます。さらに、上記のように医師転職サービス会社のコンサルタントが勤務体系や報酬などの条件交渉をしてくれることで、医師側が希望する転職条件に沿った転職が実現できる可能性が高くなります。
医療施設側としても、医師の採用や確保には常に頭を悩ましている状況ではないかと思われます。その状況の中、医師転職サービスの利用は上記のメリットだけでなく「転職希望の医師を探す」と言う膨大な手間が無くなることもあり、成功報酬はそれなりの金額を払うことになるとしても、十分に価値のある選択肢ではないでしょうか。
